治療に関する当院の考え方
出来るかぎり正しく診断して、出来るかぎりわかりやすく説明して、出来るかぎり患者さんの苦痛が取れて、現在かかえておられる悩み事が軽減するように、医師は努力したいと考えます。
そのためには、患者さんならびにそのご家族の方々の理解と協力が必要です。
症状を、時間の経過をわかりやすく、症状の部位をわかりやすく、症状の内容をわかりやすく、日常生活や就労作業においてどのように困っているのか、どのようになることを期待されているのか、を医師に伝えてください。
わたしはけがをした部分が良くなっていく様子を、一時的に損なった機能が戻っていく状態を、困った顔をしていた方が明るく元の表情に戻っていく姿を、1つでも2つでも、ほんのわずかでも、日々見ることができることを目標にして、喜びとして、診療にあたっていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
治療の流れについて
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初診
土足のまま一般病院と同じように受付窓口まで進んでください。
ノートに記名し、保険証・福祉医療費受給者証・持参あれば紹介状や画像CD
の提出・交通事故や労働中の負傷についてはその旨をお話しください。
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問診
問診表に必要事項を箇条書きでご記載ください。短文で十分です。
一番困っていることをはじめに書き込んでください。
薬剤アレルギー歴、ぜんそく治療の有無、手術歴なども重要な情報です。
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診察、レント
ゲン検査
当院は「中待ち椅子」は有りません。呼ばれたら診察室中の椅子までお入り下さい。
医師はけっこう遠慮なくあちこちを触りますけど、お許しください。
レントゲンに行くときに医師が撮影部位を言いますので、過不足があったら
お話しください。受付とは反対側の廊下奥にあるレントゲン室前に進んでください。
放射線技師が撮影準備ができたら呼びますので、それまでは決して中に入室せず
廊下でお待ちください。
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病状の診断
けがの診断
さらに必要により超音波検査や血液の採血検査も説明した上で行います。
血液の結果はまた後日になりますが、得られた情報から医師が考えられる
診断を説明します。わからないことがあったらドンドン聞いてください。
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治療
次に治療の選択肢をできる限り優先順序をつけてお伝えします。
投薬処方は院外処方箋を発行します。
注射などは必要であれば、できる限りすみやかに実施します。
FAQ よくあるお問い合わせ
交通事故の治療はどのような流れですか?
交通事故の診療は、原則的には自賠責保険や自費での診療になりますが、状況によっては「ご自身で保険証の発行元に申請すれば」保険証使用も可能です。当院への一部の書き込みに「ねぎしでは交通事故に保険証を使わせてくれない」という意見が有りましたが、それはその方の誤りです。
できる限り相手方の、もしくは自分側の保険会社担当者との話をしっかりつけた上でご来院いただきたいです。
ご本人が来院しても、その時点でまだ保険会社から支払に関する具体的なアクションの連絡が無いあいだは、申し訳ありませんが、明らかな事故の被害者であったとしても、患者さんには自費での一時立て替え支払いをご依頼いたします。
仕事中のけがの治療はどんな手続きが必要ですか?
自宅を出てからまっすぐ職場に向かうまでの間、あるいはその帰りでも、もちろん職場に到着した後での「就労作業に関わる」負傷をされた場合の受診については、原則として健康保険証を使うことは認められず、労災保険の利用か、あるいは自費診療になります。ただし、実際に労災の適応が有るか、無いか、についての判断は、患者さんでも会社の上司や社長さんでも、また医師でもなく、労働基準監督署の判断にまかすことになります。
ただし都合の良いように、勝手に事実を隠して、偽って保険証での診療を行った場合には、「労災隠し」の更に上を行く「詐欺行為」に該当する場合がありますので、ご注意ください。
このあたりのことは、前橋市西片貝町の「深沢整形外科」のホームページで、先生が熱く熱く書いておられますので、そちらを参照されるのがベストな選択かと思われます。丸投げしていて、深沢先生 どうもすみません。